こんにちは、齋藤翼です。
今日は人の行動について考えていると
珍しく(?)子供の頃のことを
思い出しました。
たぶん幼稚園の年少さんくらいのときのことです。
いつも行くスーパーに
いつものように母親と買い物に行きました。
いつも行っているおなじみのスーパー。
いつもお決まりのコースを通るから
迷子になんてならない♪
だけど、
今日はちょっとあそこが気になる…
と調子に乗って勝手な行動をとったのです。
確か勝手に本のコーナーに行って満足して戻ると…
母親がいない…
いつもいそうなところを
子供ながらに考えて探すけど、いない。
「置いて行かれてしまった…」
悲しみの淵に追いやられ
出入口にあるカート置場にうずくまっていると
通りかかったお姉さんが声をかけてくれました。
置いて行かれたという
3歳児にとっては最大級の悲しみに包まれている
僕をサービスカウンターに連れて行き
迷子のお知らせをお願いしてくれました。
すると
普通に母親はスーパーの中にいました(笑)
人って1人になると寂しいんです。
だけど、
僕達はつい周りの人が困っていたり
その人らしさを発揮できずに
むしろ苦しんでいるのに
手を差し伸べるのをためらってしまいます。
本当は子供の頃の僕のように
どうしたらいいか分からなくて
絶望の淵にいるのかもしれません。
あのときのお姉さんのように
声をかけて一緒に行動してくれる人がいないのです。
本当はやった方がいいと分かっていも
「めんどくさい」
「自分には関係ない」
と線を引いてしまうのです。
その瞬間から心の温度が下がっていきます。
そんな自分に対してさらに温度が下がっていきます。
確かに人と関わると大変なこともあります。
良かれと思ってやったことが
悪く受け取られてしまったりすることだってあります。
でも、
それ以上に人と関わることによって
自分が磨かれていくし、
自分1人では決して味わうことができない
喜びを経験することもできます。
そういう経験こそが
人生の財産なのではないかと僕は思います。
なので、
もしあなたの目の前に困っていたり
そんな心の叫びを持っている人に出会ったら
カートの前にうずくまっている僕だと思って
手を差し伸べてみて下さい。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
このお話があなたの今日を、明日を
そしてこれからやって来る未来を
ほんの少しでも良い方向へ進める
キッカケになることを祈っています。
コメント