こんにちは、齋藤翼です。
先日、ローランドさんが自身で経営している
THE CLUBを閉店すると発表しました。
その後、彼のYouTubeチャンネルにて
閉店に至るまでの心境等を質問されていて
答えているものが公開されました。
(経営者であってもなくても、大事な考え方を
サラッとおっしゃっているので、是非見て下さい)
その中に
「100%のパフォーマンスで仕事ができる状態でなかった」
というお話がありました。
お互いにマスクをした状態で接客する事で
普段なら微妙な表情の変化、雰囲気から読み取れるものが
読み取れない状態になってしまっていて、
お客さんを今まで通りに喜ばせる事が難しかったという事です。
これに関しては、
本当にその通りだなって思いました。
僕もリラクゼーションの仕事をしている時に
色々と質問させていただいていました。
もちろん質問した答えも聞いていますが、
それ以上にその時の空気感・雰囲気というものを
感じようとしていました。
その方の背景を感じようとするんです。
そこから普段のその方の姿を想像したり、
こんな風に家や職場で頑張ってるのかな、
輝いてる時の表情、笑顔ってこんな感じかな
って思いながら、
そしてその笑顔になるイメージで施術していました。
また、顔を上げて行うコースで
お話させていただける時は
同じように言葉以上に表情・雰囲気を見て
相手の声にならない声を聞こうとしたり、
ちゃんと自分が伝えたい事が伝わっているのかを見ていました。
そんな事を聞くと
「えっ?そんな風にいつも見ていたんですか?」
って思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
さすがに常にではありませんので、ご安心ください(笑)
ただ、この表情等から相手の事を感じるというのは
僕達のように距離の近い接客をする職業に限りません。
スポーツだったり、
医療や介護だったり、
同僚と会話する時だったり、・・・
様々な状況において自然に僕達はそれをやっているんです。
それだけ直接会う事から得られるものって大きいです。
僕も月1で仲間とZOOMで話をする事があるように
オンライン〇〇みたいなものも流行っていますね。
あれはあれですごく便利なのですが
やはり空気感のようなものは感じづらいんです。
(否定しているわけではありませんよ)
電波(?)の状況によって、
声が飛んでしまう事もあるし、
得られる情報は減ってしまいますね。
顔を見て話せる分、
LINEとかでするよりは全然ましですが。
こういった人間のすごい能力も
使えない、使わない状況が続いていってしまったら、
どんどん鈍っていくと思います。
大人は幾分か貯金があるでしょうが、
子供達はこれからそういったものを
養っていく時期になるのにできなくなるという事は
将来的に影響する可能性はあると思います。
だから人と会って、話ができる時は
その時間を大切にして、
ちゃんと相手の事を見て、感じて、
会話を楽しむという事を大切にしましょう。
僕も最近はそういう時間がすごく減ってしまったので、
少しずつ作っていこうと考えています。
人と人が会う事に対するネガティブなイメージよりも
人と人が会う事で生まれるポジティブなイメージを持つ人が
1人でも多くなるように。
まずは自分から、身近な人から
感じていただけるようにしていこうと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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